芸哲宗のブログ

クリエーションは人間に託された力

感情と直感 脳とクリエーションプロセス

         

 

私はクリエーターやアーティストが直感を得て創造を表現していく過程にとても興味があります。

このプロセスには脳や身体の様々な要素が関与していますが、具体的なメカニズムはまだ完全に解明されていません。

右脳の活動

直感的な思考や創造性は、しばしば右脳の活動と関連付けられていますよね。
右脳は全体的なパターン認識、感情、直感的な洞察に関与していると言われています。
そこで、創作の過程において、アーティストが直感的にアプローチして新しいアイディア(ひらめき)を生み出すのに右脳が関与している可能性があるということです。

クリエイティビティ

クリエイティビティとは、新しくてすごいアイデアや作品を生み出す能力のことです。クリエイティビティは、絵を描いたり、発明をしたり、お店を始めたりするときに必要なもの。
では、クリエイティビティはどのようにして脳で発生するのでしょうか?

脳は、たくさんの細胞がつながってできています。
細胞は、電気信号や化学物質を使って、おしゃべりをします。
脳の活動は、この細胞のおしゃべりの動きによって表されます。

主に2つの段階があるということらしい・・・です。

1つ目は、発想段階と呼ばれる、色々なアイデアや情報をくっつける段階。2つ目は、実現段階と呼ばれる、選んだアイデアや情報を本当に作る段階。

発想段階

脳の活動は、広くて散らばったパターンを示すといいます。これは、脳の色々なところが協力して、違う種類の情報をまとめているということでしょう。発想段階では、脳の活動は、自由に流れるようになるわけですね。これは、脳の止める機能が弱くなって、新しいことに挑戦するようになることを意味します。

実現段階

脳の活動は、狭くて集中したパターンを示すといいます。
これは、脳の特定のところが元気になって、目的に合った情報を処理していることを意味します。実現段階では、脳の活動は、制御されたようになり、脳の止める機能が強くなって、評価や判断や計画を行うようになることを意味するらしいです。

つまり、

クリエイティビティは、

脳の活動のパターンの切り替えによって

支えられているということですね。

発想段階と実現段階は、互いに助け合う関係にあり、発想段階で生まれたアイデアや情報は、実現段階でチェックや改善や実行されます。実現段階で得られた結果やフィードバックは、発想段階で新たなアイデアや情報のもとになっていくということ。

脳の活動のパターンに影響を与える要因として、
例えば、気分や感情ややる気や環境や文化などが、クリエイティビティに影響を与えるといいます。クリエイティビティを高めるためには、これらの要因に注意を払って、自分に合った方法を見つけることが大切です。

自身の“気分”、“感情”、“モチベ”、“環境”・・・これ次第で創作が変化するわけですから、身の回りの環境づくり、というか感情づくりが物凄く大事なわけです。

どうせなら、クリエイティビティによって、

私たちの人生に楽しさと価値をもたらしたいものです。

 

「己の感情」これがアーティストのパレットですね。