芸哲宗のブログ

クリエーションが好きなだけでクリエーター

過去世と創造性の関連

           

 

直感と芸術性、そして過去世

人間の創造力は、計り知れない・・と勝手に思っている。
創造力があるからには、破壊力もあるだろう。過去の歴史を紐解いてみればそれは嫌でもわかってくる。

創造力は脳の特定の部位やネットワークと密接に関連しているという。創造力と脳の関係について難しいことだが知っておきたいので調べてみた。

まずは、大脳新皮質前頭前野という部分。人間の脳は「脳幹」「大脳辺縁系」だけでなく、「大脳新皮質」「前頭前野」が発達している。特に前頭前野は、問題解決、柔軟な思考、創造的なアイデアの生成に関与しているという。

この部分は知識量と創造性の宝庫らしい。創造的なアイデアは既存の知識の組み合わせから生まれるといわれている。ということは知識量が多いほど創造性も高まるということなのだろうが自分はそうは思わない。

どこから来るのかなんて誰も説明できないが、クリエイターならわかると思うが、直感は芸術性と密接に関係している。

直感とはなんだろう?

直感は瞬時に情報を判断し、行動を起こす能力だ。これは間違いない。直感は理性や論理的思考とは異なる結論に至ることがあるが、独自の洞察力を持ち、新たな発見や創造性を引き出すことさえある。

不思議でならないのはその美的感性と心の構造が一体どうなっているのかということ。美的感性は、芸術や外見だけでなく、道徳や善悪の判断、購買行動などにも影響を与える人間性の根幹ではないだろうか。

脳内の調節的処理と随意的処理のバランスが、美的感性を最大限に高めることに関連しているという。

芸術脳と感性が創造力を生み出す。

芸術脳は生まれつきではなく、学習と記憶によって後天的に形成されるという。外界の世界と情報創成の世界が干渉し合うことで、個々の新しい世界=創造性が生まれるというのだが、自分はこれだけだ、と言われるとなんかしっくりこない。

実はここだけの話だがこの芸術脳と感性というものは「過去世記憶」とも密接に関連しているのではないだろうか?

とても怪しくなってきた(笑)

総じて、創造性は知識、脳の構造、直感、感性、社会的環境など多くの要素に影響される複雑な現象であることは間違いない。人々が創造的なアイデアを生み出すためには、これらの要素が組み合わさっていることが重要なのだろう。

そして、忘れてはいけないのが「過去世」だ。私は「過去世」の存在を信じている。これも直感だがもっと量子力学が解明されれば「過去世」の解明も進むのではないか、いやそうあって欲しいと勝手に思っている。

この過去世に関してはまた機会をみて書いていきます。決して怪しくならないように(笑)

 

創造性への扉: 潜在意識とアート

     

 

潜在意識は心の奥深くに存在し、行動や感情、創造性に大きな影響を与える。

アートはその潜在意識を表現する手段として、
古来から人々に利用されてきたと感じる。

今回は、潜在意識とアートの関係について探求したい。

アートは、言葉にできない感情や思考を形にすることができる唯一無二の手段だ。画家がキャンバスに描く一筆一筆には、その人の内面世界が反映されている。音楽家が奏でる旋律には、聴く者の心を揺さぶる力もある。

これらはすべて、潜在意識の深層から湧き出るもの。

潜在意識は意識下で常に働いており、
私たちが日常的に行う選択や決断に影響を与えている。しかし、それは直接的には観察することができない。

アートを通じて、潜在意識に触れ、理解を深めることは面白い。

例えば、夢をテーマにした絵画や映画は、潜在意識の謎を探る試みと言えるよね。夢は潜在意識の産物であり、それをアートで表現することで、自分自身の内面と向き合う機会を得るだろう。

また、アートセラピーは潜在意識を探る有効な手段として知られいて、絵を描いたり、粘土をこねたりすることで、言葉では表現できない感情や記憶が浮かび上がってきたりする。

これにより、自己理解を深めたり、心の傷を癒したりすることもできる。

潜在意識とアートの関係は、
自己表現をする上で欠かせない要素。アートを通じて、自分自身の潜在意識にアクセスし、新たな発見をすることができる。そして、その発見が人生に豊かな色を加えるのだろうな。

潜在意識とアートの不思議な関係について少しでも興味を持ち、アートを創造することで、私たちは自分自身の内面を探り、潜在意識の力を解放することができると思う。

小手先の技術だけではなく、
だだっ広い潜在意識を味方に付けることが、表現者にとって必要だとつくづく感じる。

インタラクティブ・アートの対話体験

芸術の変化 現代社会におけるアートの鍵

「芸術」は浮世離れした存在と思われがちですが、実はアートこそが立ち行かなくなった現状を打破する鍵を握っているとクリエイティブディレクター・箭内道彦さんは語っている。

では、現代社会でアートが果たす役割とその可能性はどのようなものなのだろうか?

アウラの喪失と複製技術の進歩

複製技術の発展により、
芸術作品の「アウラ」が喪失している。
かつては唯一無二の存在とされたアート作品が、デジタル化や印刷技術によって容易に複製される時代。しかし、この変化は新たな表現方法や受容態度を生み出している。

インタラクティブ・アートの台頭

アートは鑑賞者との対話を重視する傾向が強まっているなぁ、と思う。
コンピューターやセンサーを用いて鑑賞者の動きや熱を感知し、作品に反映させるインタラクティブ・アートが増えているのもその傾向だ。
これにより、芸術は単なる観賞から、体験や参加へと進化している。

アートと社会の接点を増やす

東京藝術大学は「最後の秘境」とも言われているが、
その壁を打ち破り、社会との接点を増やす試みが進んできた。

アートは社会問題やイノベーションを反映し、
人々を結びつける力を持っている。(と思いたい)

国谷裕子さんが藝大の教授たちと語り合った「クローズアップ藝大」は、その窓として現代の日本社会を覗き込む機会となっている。

アートは変化のエンジン

アートは変化のエンジンであり、私たちの視点を広げ、社会を豊かにする力を秘めている。現代アートのあり方を一言で言うなら、創作者×鑑賞者×作品の立体思考の対話体験だと思う。

一見、よくわからずに難しいと感じても、その背景を知ることで納得し拓けていく作品も多く、新たな体験ができる世界へとアクセルをふかしてハマっていけるのが現代アートの新しい鑑賞の楽しさではなかろうか。

感覚的ゲームをしているような気軽な気持ちで現代アートを鑑賞する人たちが増えて欲しい。